その薬、本当に大丈夫?光脱毛と起こるかもしれない副作用

レーザー脱毛に比べると痛みが少なく、またお値段もリーズナブルになってきた光脱毛。全国津々浦々に店舗ができて、通いやすいのも魅力ですね。でも、脱毛はやはりからだに関わることなので受けるからには慎重に色々と考えていきたいところ。実際、サロンで受ける光脱毛でからだに影響が出たケースもあるのです。ひとつずつ見て行きましょう。

まず初めに知っておこう、光脱毛の仕組み

光脱毛で使われる光は、メラニン色素に反応する性質があります。メラニン色素をもつ毛がこの光を浴びると、毛根部分にまでその光を吸収します。

毛根部分には、毛を育てる毛母細胞と毛母細胞に栄養を運ぶ毛乳頭があります。これらをくりかえし攻撃し、力を弱めさせて毛を生えさせなくさせるのです。

レーザー脱毛に比べ光脱毛の光はパワーが弱く、複数の波長を含んでいます。なので、つるつるにするには約18回ほど、期間にして2~3年のあいだ施術を受ける必要があります。

しかしそのぶん、痛みが少なく値段が安く済むのが嬉しいところです。

ノーリスクじゃない!光脱毛を受けると起こりうる副作用

やけど

レーザー脱毛に比べ出力が少なくて済む光脱毛ですが、それでもやけどしてしまったという報告はあります。肌が弱い人、アトピーがある人、日焼けをしている人はそもそも施術を断られることがあります。

しかし、健康な肌の人でも担当のエステティシャンがミスをして強い光を浴びせられ、やけどをしてしまうケースがあるのです。

これはなかなか意識して避けようのないことですが、どうしても怖ければベテランのエステティシャンを担当にしてもらえるよう頼んでみるのも手です。

硬毛化・多毛化

硬毛症とは、脱毛後にかえって毛が濃くなってしまう症状のこと。毛を失くしてくて脱毛するのに、かえって剛毛になるなんて悪夢のようですよね。

レーザー脱毛にくらべ光脱毛で起こる可能性は少ないですが、ゼロではありません。肩やお腹など、毛の薄いところに起こりやすいようです。

原因はわかっていないのですが、毛が薄いゆえ光やレーザーに中途半端に反応し、毛が活性化してしまったという説もあります。なので、もともと毛の濃い腕や足やVIOでは起こりにくいそう。

多毛化とは、文字通り毛が多くなってしまうことです。とはいえ、毛穴の数はかわらないぶん、実際に生える毛の数が増えることは考えにくいです。

実際のところ、硬毛化を起こした結果いままで可視できなかった産毛が見えるようになり、毛が増えたと認識してしまうというのが真相らしいです。

通っているサロンで、硬毛症や多毛症のおこる確率はどれくらいですかということと、もしなってしまったら救済措置などはありますかということを、一度聞いてみるとよいでしょう。

薬服用時には、じんましんや炎症の可能性も!

みなさんは、光過敏症という言葉をご存じですか?日常で浴びる太陽光などの光に反応し、皮膚がじんましんや炎症を起こしてしまう症状をいいます。

そしてこれは、病気を治療するのに必要な薬の副作用としてあらわれることがあります。下の項でも述べますが、薬を服用して光脱毛を受けると、光が肌に過剰反応を起こさせ、損傷させてしまう可能性があるのです。

どんな薬だとだめ?光脱毛が受けられないかもしれない薬の種類

出典:VisualHunt

実際、光脱毛を受ける際どんな薬に注意しなければならないのでしょう。ひとつずつ、説明していきましょう。

ヒスタミン剤

花粉症などのアレルギー症状の薬によく含まれていて、光過敏症になる可能性があります。花粉症をかかえていて薬が必須という人は、医師や薬剤師に相談して、ヒスタミン剤を含まない薬を処方してもらってください。

抗精神剤や抗うつ剤

抗精神剤や抗うつ剤の中には、光過敏症が出てしまう成分が含まれているものがあります。これも医師との相談が必要ですが、脱毛は心身ともに好調な時にするのが基本です。

まずはうつなどの病気の治療に専念してから、脱毛を考えてみてください。

血糖降下剤

これは、高血圧の人に処方される薬に入っています。光過敏症になるわけではありませんが、多くのサロンで服用中の人の施術は断られてしまいます。

ピル

避妊や婦人系の病気の治療のため、飲んでいる人も多いでしょう。これも光過敏症になるわけではありませんし、厳密に言うと服用していると施術が受けられないわけではありません。

ただ、どこのサロンでも少なくとも飲んだ当日は施術を断られる場合がほとんどです。サロンだけでなく、医師や薬剤師とお話しすることをおすすめします。

そのほか

抗がん剤や利尿剤、抗生物質などを服用している場合も、施術を断られてしまいます。

そもそも、重大な病気を抱えていたり抵抗力が落ちている人間に光脱毛はできかねる、というのがサロンの基本のスタンスのようです。サロンはあくまでサロンであって、医療機関では無いので仕方のないところです。

市販の生理痛や頭痛薬も駄目?光脱毛と薬の不都合な関係

薬

生理痛の時や、熱を出してしまったときに頼りになるのが市販の薬。光脱毛を受けているときは、これらの薬にも注意が必要です。

だいたいすべてのサロンで服用当日の施術は断られます。サロンによっては、前後2日ほど明けてからきてくださいというところもあります。

これらの薬は、必ずしも光過敏症をひきおこすわけではありませんが施術に影響が出ないとも限りません。

ただ、そもそも薬に頼らなければならないほど体調が悪く、ホルモンバランスが崩れているのに脱毛を受けさせるわけにはいかないといった事情もあるようです。

不調の時は抵抗力も弱まっているので、清潔に保っているサロンでもベッドなどから何らかの感染症をもらってしまうリスクがあります。

でも、生理も発熱も予期せず来てしまうものです。予約日とかぶってしまっても、柔軟に日時を変更できるサロンを選ぶのがとても大事です。

月額制をとっているサロンの中には、予約変更がきかずその月の施術は無しされてしまうところもあります。最初の契約の時に、ここはきちんと確認するようにしてください。

やっぱり、お医者さんや薬剤師さんに相談するのが大事

エステティシャンは、脱毛をする際の心強いパートナーです。なんでも報告や相談をするようにしましょう。逆に、それが出来ないような担当者なら思い切って変えてもらうのもアリです。

からだに関わることなので、意思表示はちゃんとするようにしましょう。

しかし、いくら頼りになるといってもエステティシャンの持つ医療の知識には限界があります。やけどにしろ、硬毛症や多毛症にしろ、薬にしろ、やはり最初に専門のお医者さんや薬剤師に頼るのが筋です。

あまりにも不安なら、クリニックで施術してくれるレーザー脱毛に変更することも考えてみていいかもしれません。

クリニックなら、施術中に万が一のことがあってもすぐにお医者さんや看護師さんが対応してくれます。

自分の身体をいたわって、つるつる美肌を目指しましょう

つるつる美肌は全女子の憧れです。でも、そのために健康を害しては元も子もありません。

サロンや医師薬剤師に相談してくださいと言いましたが、あなたのからだを一番よく知っているのも、一番いたわってあげられるのも、実はあなた自身なのです。

光脱毛でもレーザー脱毛でも、あなたの身体に負担をかけてしまうことは変わりありません。だからこそ、あなたが思う美しさとは何か、健康とはなにかをよく考えたうえで、脱毛にのぞんでくださいね。

そうすれば、きっと近い将来、一番美しいあなたに出会えるはずです。